■納豆(広く広まっている、一般的な考え方)
納豆は植物性タンパク質の宝庫です。
納豆の原材料は大豆ですので、大豆に含まれる良質な植物性タンパク質をたくさん摂取できるわけです。
大豆は水で煮ただけでは消化吸収がたいへん悪く、効果的にタンパク質を摂ることができません。
その点納豆は、納豆菌により発酵していますので、このタンパク質が消化吸収されやすい形に変化しています。
ですから大豆の水煮のように消化不良を起こすことがありません。
良質のタンパク質は良質の血液をつくる基になります。(冷え性の原因その3 参照)
つまり納豆は冷え性解消にとても効果的な食品になります。
■もともと陰性の大豆が、陽性の納豆へ変化
(※ 「陰性」と「陽性」に関しては、陰性食品と陽性食品 をご参照下さい。)
大豆はもともと陰性の食品群に入ると思います。つまり、体を冷やす性質が強い植物です。
その大豆を水で煮た後、発酵させていますので、陽性化して体を冷やす作用は弱まり陽性化しています。
味噌やチーズもそうですが、陰性の食品は時間を経て発酵したものは、たいてい陽性化します。
もともと陰性の性質が陽性の性質へ変化した食品 |
陰性の性質 |
陽性へ変化 |
牛乳 |
チーズ |
大根 |
たくあん |
梅
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梅干 |
大豆 |
味噌・納豆・醤油 |
緑茶 |
三年番茶 |
白瓜 |
奈良漬 |
白菜 |
キムチ |
■ 欧米で注目されている純日本食
味噌や梅干、納豆など、純日本食は健康を促進する食品群がたくさんあります。
欧米諸国の健康ブームで日本食が注目されていて、日本食レストランや日本食食材店が増えているそうです。
日本食は陰陽の性質からみても、とてもバランスの良いんですね。日本の気候を反映して陰と陽のどちらかに偏っていないんです。
前章でも説明しましたが、気候が温暖な国では、体を冷やす食文化がうまれ、ロシアのような厳寒の地では体を温める食文化がうまれます。例えばインドのカレーは陰性のスパイスをふんだんに使用し、体を冷やします。インドの気候とバランスが保たれるので、インドに住む方にはとても健康に良い食事です。ですが、寒い冬のある日本で、毎日のように、本格インドカレーを食べていると、体が冷えきり体調を崩します。
日本は四季があり、暖かい、暑い、涼しい、寒い がバランスよく訪れます。そうすると、不思議なことに、食文化にも陰陽のバランスが反映されるんですね。
欧米で、陰陽のバランスの良い日本食が注目されている理由が理解できますね。
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