■ 野菜と冷え性の関係
野菜と冷え性の関係は 陰性食品と陽性食品でもご説明しました。 まるで野菜が悪者で扱いのような印象を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 誤解の無いように説明させてください。野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維がたいへん豊富で肉・魚・米では補えない栄養素をたくさん含んでいます。例えば、ビタミンCは、野菜以外で摂取するのは難しいといえます。(果物でもビタミンCは補えますが、果物は体を極端に冷やしますので、おすすめできません。
健康主義の方々の中には、野菜を中心に食生活をされている方も多いようですが、日本の気候上、どうしても野菜ばかり、特に生野菜を中心にした食生活では、陰性度が強すぎ、かつ灰汁も強いので、体に刺激がありすぎます。 本来、野菜は、あくまでも 副菜 であり、主食であるお米の分量よりも、少なくしなければいけません。 私の経験でも、野菜を 特に生野菜をメインに食事をした場合、極端に体が冷えて、活力も失われるような気がしたものです。 季節の野菜を少量で良いので、温野菜にして頂くのはどうでしょうか。 例えば、筑前煮などの長時間 煮て味を染み込ませるような調理法も良いでしょう。 調理に使う 炎 によって食材が陽性化されるからですね。 火を通すと、通常、野菜に含まれる 酵素(こうそ) は不活性となりますので、「ぬかづけ」、「塩もみ」 などの漬物を食事に添えることで、酵素を補給することができます。 肉の油料理や、魚のフライ料理などを頻繁に食べていると、体が一時的に陽性過剰になって、生野菜などを欲してしまうものです。これは、体が、陰陽の中和を図ろうとしている生理的欲求ともいえるでしょう。 しかしながら、こうした極端な陰陽では、体内の陰陽バランスを保つことは非常に難しいのです。 ましてや、野菜ジュースなどでは、到底難しいでしょう。 野菜ジュースが大流行しておりますが、こうした市販品は、缶詰にする際に、滅菌処理をしている為、酵素(こうそ)は確実に不活性になっており、本来の野菜の良さが失われているものです。 ですから、市販の野菜ジュースなどで、野菜不足を補おうと考えず、野菜ジュースは、嗜好品という考え方で良いかと思います。 戦後の食文化の変化によって、野菜不足が危惧されるようになり、一日 20種類〜30種類以上の野菜を取るべきだ!という意見を耳にしますが、普通に考えて、これほどの野菜を一日で摂るのは不可能なのです。 季節外れ、産地外れの野菜をたくさん食べて、健康になれるとは 個人的にはちょっと疑問です。 くどいようですが、主食はあくまでも、お米で ご飯をしっかり食べ、副菜のおかずは、野菜などは、少量で良いのです。